原因は経年劣化か過放電かわかりませんが、内部の電解液やガスが漏れて、周囲の基板にダメージを与えてしまいます。
レジスト表面がざらざらになるくらいならまだ良いですが、そのうちスルーホールから浸透して銅箔を溶かしてしまいます。
放っておくとパターンが酸化切断して故障します。内蔵時計のバックアップが必要なければ電池を取り外すかスーパーキャパシタ(5.5V耐圧)に交換したほうがよさそうです。
CZ-800C(マニア)の基板

右側のトランジスタ付近のスルーホールが黒化してしまっています。ここに半田コテをあてて新しい半田を流すと、なかから茶色の液(酸化した銅?)がブシュブシュとわき出てきます。
CZ-870Cのサブ基板
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CZ-870CBのサブ基板、電池を除去したところ。
電池下や右側のビアが真っ黒です。 |
15分ほどかけて半田メッキをしなおしたところ。
バッテリ直下左手の右側のビアはパターンが断線しているようです。他は大丈夫そう
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